2015年5月30日土曜日

お客様の声 : 30代男性 - 慢性腰痛・首の痛み


「体のメンテナンスに」


腰痛がひどくなり、疲れがとれなくなり、友人の紹介で通うようになりました。

それまでは、ボキボキと音を鳴らしてくれる評判の整体、ヨガに通っていました。しかし根本的な体のだるさはとれず、得体の知れない病気に侵されているんじゃないかと心配していました。(健康診断の結果は良好でした。)


先生に診てもらうようになってから、長年くたびれた体がほぐされて、バランスが取れるように良くなりました。

お勧めします。



30代男性 M・Y様 カメラマン






治療のご予約・お問い合わせは
Eva Cuore Body (03-6804-6766)








2015年5月17日日曜日

マインドフルネス研修会 @ 聖路加国際大学




























先週の日曜日、瞑想つながりのご縁で、聖路加国際大学で行われた『医療・心理関係者のためのマインドフルネス研修会』にボランティア通訳として参加してきました。


この会は、瞑想をガンに罹った方の心と体のケアとして取り入れている聖路加国際病院の精神腫瘍科の先生方が、ベトナムの禅僧ティクナット・ハンのつくったプラムヴィレッジの僧侶達を招いて開催されたものです。

詳細はコチラ → http://world-meeting.co.jp/mindfulness/


 海外では瞑想がマインドフルネス療法として医療に取り入れられているとは聞いていましたし、日本でも統合医療を推進する一部のお医者さん達などが瞑想を取り入れているのは知っていましたが、これだけ大きく著名な病院でも科をあげて取り入れられ始めているとは知りませんでした。

そのうち今のヨガくらいに瞑想が一般的になる日も遠くはないのかもしれません。

というか、是非そうなって欲しいと思います。そしたら今よりも更に思いやりや慈しみに満ちた社会になるのでは。












2015年5月10日日曜日

唯腸論? ~ 腸の話 その1





「他人の便を腸にいれる」


と聞いて「わ~、いいな~。私もやりたい!」と思う人はまずいないでしょう。普通かなりの抵抗感があるはずです。僕は初めにそれを聞いた時、「え?いやだな…」って思いました。


しかし、これ、最新の治療法の一つで、ある一部の病気に対してはその効果が認められ、治療法として確立しつつあるそうです。



なぜそんな方法で病気が治るのか?

というのが今回の話題です。







現在主にこの治療法が使われているのは、クロストリジウム・ディフィシル感染症という、下痢・発熱・食欲不振・吐き気などを引き起こす病気で、アメリカでは毎年この感染症によって1万5千~2万人の方が亡くなっているとも言われています。


その感染症にかかった人の腸に、元気で健康な人の便を薄めて入れると翌日にはもう元気、みたいなことがあるそうで、実際2013年にオランダでこの感染症の42人を対象にこの治療法を行ったところ、81%が初回で回復したと報告されています。


なぜ他人の便がこの病気を改善させるのでしょうか?







私たちの腸には100兆とも1000兆とも言われる何百種類もの腸内細菌が住んでいて、その重さは、なんと約1、5キロにもなると言われています。(便は水分が7~8割を占めますが、その水分を除いた半分以上はこの腸内細菌の死骸です。)


この腸内細菌の中には「善玉菌」と呼ばれる体に良い作用をするものもいれば、「悪玉菌」と呼ばれるものも、どっちつかずな「日和見菌」というものもいます。(とは言っても現段階ではまだまだ解明されていないことが多いようですが。)





善玉菌や悪玉菌という言葉は多くの方が一度は聞いたことがあるでしょうし、「腸内の状態をよくすることが大切」ということも多くの方が知ってはいるでしょう。しかし、その腸内細菌の種類と数が私たちの健康状態に思っている以上に大きな影響を与えている、ということが科学的にも証明されつつあります。


先ほどの感染症の症状が改善するのも、健康な人の便に住む腸内細菌を植えつけることによって、患者さん達の腸の中の最近の種類や数やバランスが変わり、悪玉菌が減って善玉菌が増え、その結果として健康状態が変わるからです。







また、肥満のラットの腸内細菌を肥満でないラットの腸に入れるとそのラットも肥満になる、という実験から、肥満も腸内細菌が引き起こしている可能性があると考えられています。




他にも便秘や糖尿病、うつ病、そしてがんなどもこの腸内細菌が引き起こしている可能性があると言われ、研究が進められているそうです。


もしこの仮説が正しければ、将来的には健康な人の便(正確には腸内細菌)を腸に入れることが、新たなダイエット法や、糖尿病やガンなどの治療法の選択肢の一つとなる日が来るのかもしれません。







ちなみにこの腸内細菌ですが、私たちの体内にいる腸内細菌の「種類」は、生後3ヶ月~1年くらいの間に決まり、その後は基本的には一生変わらないそうです。(先ほどの治療法のようなことをしない限り)


赤ん坊の腸内は生まれた時は無菌状態ですが、その後母乳や皮膚接触を通してお母さんの腸内細菌を体内に取り入れていきます。子供の腸内細菌の半分以上(~8割?)はお母さんから引き継がれるそうですから、お母さんの腸内環境が整っていることは、子供の将来の健康のためにもとても大切なわけです。





また赤ちゃんは色んなものを拾っては口に入れますが、結果としてそれによって色んな腸内細菌が体内に取りこまれることになるので、むやみやたらとそれを止めたり、抗菌や殺菌にこだわりすぎるのも、本当はあまりよくないことなのかもしれません。


ちなみにパンダやコアラの赤ん坊は土やお母さんの糞をなめる習性があるそうですが、それによってご飯となる笹やユーカリを消化するための腸内細菌をとりいれているとも言われています。人間の赤ちゃんがその辺にあるものを口にいれるのも、もしかしたらこういう所からくる本能的なものなのかもしれません。




その後成長してからは、既に腸内にいる細菌以外は「異物」としてみなされ排除されるため、新たな腸内細菌が腸に住み着くことはできないようです。









では大人になってしまったら他人の便(腸内細菌)を自分の腸に入れる以外に腸内の状態を改善する方法はないのでしょうか?



幸いなことに、そんなことはありません。

それは腸内細菌の「種類」は変わらなくても、腸内細菌の「数」は変わるからで、腸内細菌のうちの体に良いものを増やし、悪いものを減らしていくことは、私たちの生活をあらためることで可能だからです。






腸内環境に影響を与える原因は、睡眠不足やストレス、運動不足や不自然なダイエットなど色々ありますが、中でも食べるものが与える影響が一番大きく、食生活に気をつけてあげることで、腸内環境は大きく変わります。




そのために特に効果が高いと言われているのは、「プロバイオティクス」と呼ばれる「生きたまま腸に届く、体によい働きをする微生物やそれを含む食品」で、具体的には乳酸菌やビフィズス菌などが入ったヨーグルトや乳酸菌飲料、ぬか漬け・納豆・味噌などの発酵食品などです。


これらの食品は腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を改善させると言われています。今年はそろそろ終わりですが、花粉症などにも効果があるそうなので、毎年花粉症に苦しんでいる方は試してみてください。







他にも食物繊維(野菜)やオリゴ糖も腸内環境を改善するためには大切と言われていますが、それについては次回以降あらためて書きます。





ということで「自分が何を食べたいか」だけではなく、私たちの体のために働いてくれている「腸内細菌が喜ぶゴハン」を食べること。これが健康になるためのコツの一つです。


今回の主題の腸内細菌については、先日されたNHKスペシャルの番組も中々面白いのでオススメです。オンデマンド放送で観られます。







P.S.
ちなみに抗生物質というのはそもそも青カビの殺菌性を応用して作られた薬剤ですが、この抗生物質は腸内細菌を善玉、悪玉を問わず無差別に攻撃してしまうことを考えると、ちょっとした風邪程度で必要もないのに(&そもそも効果もないのに)やたらめったら安易に使うべきではないでしょう。


初めに書いたクロストリジウム・ディフィシル感染症も、かかる人の多くは抗生物質を使用している人だそうです。それは抗生物質により腸内細菌のバランスが崩れ、抗生物質に強いクロストリジウム・ディフィシルという悪玉菌が増えて毒素を生み出し、様々な症状を引き起こすからだ、と考えられています。









2015年5月1日金曜日

お客様の声 : 50代女性 - 肩こり


40年来の肩凝り


10代からの肩こりで、長年マッサージに通っていました最近は以前より身体のメンテナンスに気を付けていたのですが、体が資本の仕事なので、より健康でいたいと思い、伺いました。


私の首、肩のこりは清水先生によると、肝臓や胃から来ているものらしく、通っているうちにだんだんすーーーっと違和感が消えていきました。本当にいつのまにか楽になっていた、そんな感じです。


(*4回目の施術の後に頂いたご感想です)




また食事のとり方や、「空腹時には成長ホルモンが出ているのだから、ある意味いいことなんですよ」というお話もとても参考になりました。ついつい食べ過ぎている自分を改めて、反省しました。


そして何よりいいのは、施術自体何の痛みもなく、とても気分もリラックスして受けれたことです。




先日施術終了時に、「東京が健康で大阪が病気だとしたら、最初は静岡くらいにいたのが、今は横浜まで来ましたよ」と言われ、とても嬉しくなりました。何だか自分のからだに少し自信が持てました。



ありがとうございます。






大谷佳子様 57才女性 研修講師・パーソナルコーチ



大谷さんはコーチングやNLPを学び、『人を動かす』でも有名なデール・カーネギートレーニングの公認トレーナーでもあります。笑顔がとても素敵で、明るくてパワーのある方で、法人向けの研修や、個人向けのコーチングセッションをなさっています。


大谷さんのHPはこちらです。


http://www.office-otani.co.jp/index.html




ご本人のコメントの中にもありますが、大谷さんの肩こりは胃と肝臓の疲労から来ているようでしたので、胃と肝臓の気を高める治療を行いました。普通はもっとかかりますが、何十年来の肩こりがたった4回で治ったのは自分でも驚いたのでコメントを頂きました。大谷さん、ありがとうございます。







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