2014年8月15日金曜日

HP完成しました



http://www.totaltuning.jp



まだ「寒い寒い」と言っていた冬の終わりからこの半年、エネルギーを注ぎ、魂をこめ、こだわりを満載してようやく仕上がりました。



僕が今まで生きてきて学んだことは全て盛り込んでありますので、是非一度ご覧になってみてください。


http://www.totaltuning.jp




何か心に響くものがあれば、周りの方にもご紹介して頂けると嬉しいです。(FBやSNSでのいいね、シェア、拡散、コメント、フィードバックなども大歓迎です)




そして僕のお力になれそうな方がいらしたらご紹介よろしくお願いします!

ご協力感謝致します。


清水健介





P.S.
スマホで見るよりPCやタブレットでご覧になるとよりお楽しみ頂けると思います。



P.P.S.

このHPはYukafumiのお二人の力を借りて創りました。HP作製を検討している方は、お二人のページもチェックしてみてください。

http://www.yukafumi.net






2014年8月1日金曜日

呼吸を知って無意識を知る




私たちは1週間くらい食べなくても生きていけます。水がなくても3日くらいは問題なく過ごせるでしょう。しかし、呼吸が5分できなければ、命に関わることになります。

「呼吸」はそれほど生命にとって大切なことなのに、食事や水にこだわる人はこれほど多くても、自分の呼吸について考えたことのある人が殆どいないのは、とても不思議なことではないでしょうか?




呼吸にはもう一つ面白い見方があります。

皆さんは、自分の胃を自分の意思で動かせますか?
きっとできませんよね。では腎臓や肝臓ははどうでしょう?



修行を積んだヨガの行者の中には、自らの心臓の鼓動を意図的に止めることができる方がいらっしゃるそうですが、普通私達は胃や肝臓、心臓などの内臓を自らの意思で動かすことはできません。これらの臓器は自律神経によって支配され、動かそうと思わなくても自動的に働いてくれています。

(これは逆に、自律神経が乱れると内臓がうまく働かなくなる、ということでもあります。)

しかし肺だけは別です。肺は、やはり自律神経によって支配される臓器でありながらも、同時に自らの意思によってその動きをコントロールすることができるという点で特殊な臓器です。




別の見方をするならば、誰にでも「意識的」に動かせる部分でありながら、自律神経により「無意識的」に働く臓器でもある、「意識」と「無意識」の境界線にあるのが肺です。「意識」と「無意識」を呼吸がつないでいると言っても過言ではないでしょう。自分の呼吸を知ることは、自分の「無意識」を知ることでもあります。

そんな「呼吸」をもう少し大切にしてみてはいかがでしょうか?




私達には穏やかな気持ちの時には穏やかな呼吸があり、喜んでいる時には喜んでいる時の呼吸があり、怒っている時には怒っている時の呼吸があり、それぞれリズムが異なります。

あなたは今どんな呼吸をしていますか?どんな気持ちでしょうか?
あなたの呼吸はあなたにどんなメッセージを伝えているでしょうか?
そもそも、自分がどういう状態の時に、どんな呼吸をしているか気付いていますか?




あたふたするのは、あたふたする様な呼吸をしているからかもしれません。やることが一杯で落ち着かないと思っているのは、落ち着かない様な呼吸をしているからかもしれません。

ふと思い出した時に、少し目を閉じて、自分の呼吸を見つめてみて下さい。ただたったそれだけのことで、気持ちが落ち着き、結果として生活の質や仕事の効率も大幅に改善されることに驚くでしょう。




呼吸を無理に整える必要はありません。呼吸に干渉しようとせず、ただそのままの、今の自分の呼吸を「観察」してみて下さい。それだけでも、自然と呼吸が落ち着き、心も落ち着いて行くのが感じられるはずです。

(無理に呼吸を「つくろう」とするとかえって内臓を痛めるそうです。「今の呼吸」が「今のあなた」には必要な呼吸です。今の呼吸を変えて、無理やり深くしよう、とか、落ち着かせよう、とかする必要はありません。ただ静かに見つめるだけで大丈夫です。)




自分の呼吸を知ることは、「自分」を深く知ることの入り口です。

ほんの少しの時間でも構いません。どうぞ目を閉じて少し自分の呼吸に意識を向けることを習慣してみてください。そのほんの少しの時間が、必ずあなたの体にとって、心にとって、かけがえのない大きな「プラス」になるはずです。






(肺と体に新鮮な空気をたくさん送る、という観点からも、よい姿勢をとることも非常に重要です。姿勢については、「心と体の不思議」もご覧になってみてください。)

*呼吸は普段は基本的には鼻から吸って鼻から吐くのがよいでしょう。